2011年7月17日

7/17 ミニトーク2 「優さんになんでも聞いてみよう!」

本日2本目のミニトークは、
ap bankの理事でもある田中優さんを迎えました。
田中さんは、環境活動家として、全国各地で講演会を精力的にこなしています。
震災後のエネルギー事情やお金のこと、
わからないことを田中さんにぶつけてみようという、
これまでのミニトークとは、ちょっと違った構成です。

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放射能汚染された食品の身体に与える影響についての質問がありました。
外から受ける放射能の被ばくよりも、
空気や食べ物で体内に放射能を取り入れてしまう内部被ばくの危険性を
わかりやすく明快な口調で教えてくれる田中さん。

続いては、
「内部被ばくしてしまっても排出できる食品や食べ方があったら教えてほしい」
という声が上がりました。
田中さんは開口一番「前向きでゴキゲンに生きていること」とニッコリ。
なんでも免疫力がUPして、放射能の一番の影響と言われる
細胞のガン化が防げるとか?!

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「自分はどうしていったらいいかわらかない」という質問に対しては、
仲間に声をかけたりして、広めていくこと、
そして何よりも自分の得意分野で活動をしていってほしい、
という言葉が。

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田中さんに励まされたように、
元気度がアップし晴れ晴れとしたeco- reso boothとなりました!

食良くんのことなら、ここでチェック!

pihaエリア、eco-reso boothに連なるようにして並んでいるのが、
フェス会場での取り組み紹介をはじめとして、
エネルギーやごみ、食べものなどについて考えるきっかけになるブースです。
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そのなかのひとつ、think food&farmでは、
フェスでのオーガニックフードの取り組みを紹介しています。
飲食店のメニュー看板に並んでいる「食良くん」の詳しい説明がこちらにズラリ。

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今年の新顔、ヒガシ ササエさんマーク!

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これらの食良くんマークがついているメニューの
詳しい情報も、ブースにある冊子で確認することができるんです。

 

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自分が食べたメニューが、どこでどのようにして作られたのか、
気になる人は今すぐ、eco-reso boothへGO!

eco-reso boothにも注目!

pihaエリアにある大きなテント、eco-reso boothでは、
ap bank Fund for Japanの活動についてや、
ap bank Fund for Japanを通じて知り合った方々の活動を
パネル展示を中心に紹介しています。

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ミニトークがおこなわれているのも、このブースなんです。
トークの直後には、トークゲストに出演していた団体の
チャリティグッズの販売などもおこなわれています。

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明日は9:30〜、11:15〜、13:45〜、
3回のトークを予定。
最終日、ぜひご参加ください!

フェスを支えるエネルギー!

2005年の初開催時から
環境負荷の少ないイベントづくりに
取り組むap bank fes。

今年も会場のいたるところで
自然エネルギ―や新しい技術を
積極的に取り入れています。

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pihaやpuu、キャンプサイトなどの電力を支える発電機。
てんぷら油などの廃食油をリサイクルして作られた
バイオディーゼル燃料で動きます。

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こうやってスタッフが燃料を入れてまわっているんですよ!

koti marketにある太陽光パネルのエネルギ―は
奥に見えるミストシャワーに活用されていたり。

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pihaにあるthink energyブースでは、
フェスで挑戦してきた自然エネルギーの利用について紹介しています。
震災後、みんなが真剣に具体的に自然エネルギーを考え始めてきているなかで、
注目を集めている展示内容となっていますので、ぜひのぞいてみてください!

7/17 eco-reso talk 「エネルギーシフトの時代へ Part.1」

フェス2日目のeco-reso talkは、
既にエコレゾ ウェブにもご登場いただいている方々と小林武史が
改めて「エネルギーシフト」について深く語り合いました!

会場は立って視聴する人もいるほどの満席!

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ゲストは、社会学者の宮台真司氏、
自然エネルギー政策を提言する“エネルギー革命家”の飯田哲也氏、
そして環境ジャーナリストの枝廣淳子氏の3名。

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トークの中心となったのは、自然エネルギーへの移行について。
東京電力、福島第一原発の事故を受けて、
自然エネルギーへの移行に注目が集まっているなかで、
なぜ日本は、もっとスムーズに自然エネルギーへの道を歩めないのか。

政治体制の問題なのではなく、自分たち個々が持っている、
「人にお任せのくせに文句は言う」という根強い慣習が問題と
指摘する宮台さん。

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「自分で引き受けて、考える」ということを身につけ、実践していく先に、
大量生産、大量消費のエネルギー政策があるのではなく、
地域分散型、エネルギーの自立があるのではないかという意見が交わされました。

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枝廣さん、飯田さん、小林など数名が発起人となって立ち上げた
みんなのエネルギー・環境会議」が7月31日から始まるということも告知されました!
一人一人が考え、意見交換ができるオープンな場にしていきたいというこの活動。
ぜひ今後に注目してください!

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