2012年8月5日

ムード満点! kurkku terrace


淡路島会場に、ひときわ高くそびえるのが、kurkku terrace。


階段がちょっとキツいですが、あともう少し!


そこには、リゾートのような空間が広がっています。


もちろん、眺めは最高。眼下に広がるオーシャンビュー!


やっと辿り着いたらお腹も空いていることでしょう。
さぁ、迷わずmother kurkkuへどうぞ!


ここでランチ中の、きこさんとなつみさんをキャッチ!
「太陽チキンのスパイシージャークチキン(¥600)」と
「アグニ塩で軽くマリネしたキュウリ ~特製ミソ添え~(¥300/1本)」、
昼からビールを楽しめちゃうのもフェスの醍醐味ですね!

これまで何度もap bank fesに参加しているというきこさん、
「いつもはライブエリアばかりでkurkku villageには足を運べなかったので、
淡路島へはごはんなどを楽しみに来ました」とのこと。
初めてのkurkkuでの食事は「本格的でおいしかった!」と大満足のご様子でした!


このテラスでは、食事と一緒にDJブースから流れる音楽も楽しむことができるんです。
mother kurkkuの名物店長、マヤさんのDJタイム!

本日、16:30~DJ JIN(RHYMESTER)、
19:00~ヒューマンビートボクサーのKYO SAKURAIが登場予定!
みんな揃って、kurkku terraceへGO!

2012年8月5日

エコレゾプレミアキャンプ

ここ淡路島会場にもeco-reso campエリアがあります!

お日様の下、蝉の声に囲まれながら昼寝をしたり、
海風を感じながら満天の星空を見上げたり。

朝は健康的に、ピラティスから始まりました!

みなさん、自然をたっぷり味わえるキャンプを、思い思いに楽しんでいたようです!

2012年8月5日

8/5 ミニトーク1「全国の支援者の想いをつなぐ震災地雄勝の“新しい町づくり”について」

最終日、第一回目のミニトークはつま恋に引き続き、株式会社OHガッツの立花隆さんが登場。
meets 福しまの宍戸慈さんが進行を務め、「全国の支援者の想いをつなぐ震災地雄勝の“新しい町づくり”について」をテーマに、お話を伺いました。


東日本大震災を機に、出身地の宮城県へと戻ってきた立花さん。
現在は、地元の仙台から更に北に80kmの位置にある「雄勝町」で生活しています。
雄勝町は美しいリアス式海岸に面し、昔から養殖業が盛んだった場所ですが、もともと高齢化が進んでいたこの町を襲った震災により、人口の8割が流出してしまいました。

そんな町をボランティアで訪れた際に、立花さんは漁師たちの声を聞きます。
「家も漁具も船も、そして身内まで失った人たちが、食べるものもないときに“新しい漁業をするぞ”と言うのを目の当たりにして、人間の深いところから出るエネルギーを生まれて初めて感じたんです」(立花さん)。

そこで立花さんは住民票を雄勝町に移し、地元の漁師たちと共にOHガッツという会社を立ち上げて、野菜のように、魚介の契約販売をおこなう「そだての住人」をスタート。
雄勝の自然が育んだ、おいしい牡蠣やホタテなどが送られてくるだけでなく、実際に作業を見学・体験することで、漁業を身近に感じることができる取り組みです。

生産者と消費者という枠を超えた、新しいコミュニティづくりのかたちである「そだての住人」には全国から2200人が参加、1年間で4500万円が集まり、漁師さんたちは漁業を再開するための道具や設備を整えることができたのだそう。


被災地では津波によって一気に問題が引き起こりましたが、これは日本が抱える根本的な問題。
数年後には過疎化や漁業が衰退して、日本全体で同じような状況になるのではないかと、立花さんは語ります。
「生まれたときよりも、山や海をきれいにして次に渡す」という立花さんの言葉には、これからの日本の在り方への重要なヒントになるように思います。

「震災から1年半、被災地はがれきの撤去以外にはまだ何も変わっていないような状況です。
だから、時間がたったから行きづらいということはありません。
ぜひ、みなさんも被災地に足を運んで、そこに住む人々の営みを感じ、笑顔を見ることで逆に元気をもらってほしいですね」と、話してくれました。


雄勝の人々を映すスライドを見ながら、生き生きとした顔で話す立花さん。
日本の農業や漁業はまだまだ大きな可能性を秘めている、ということを感じさせてくれました。

2012年8月5日

8/5 eco-reso talk「日本の王道」


淡路島2日目のeco-reso talk。
ナビゲーターは小林武史、ゲストには話題になった書籍『日本の文脈』の共著者である思想家の内田樹さんと中沢新一さんを迎えて、この国の抱える問題点や可能性についてを語り合いました。
TPP問題や沖縄問題、アメリカとの関係性まで、話すべきテーマは多岐に渡り、議論は尽きぬよう。
中でも3人が共通して重要視していたのは、“農業”に関すること。


第一次産業である農業を抜きに、経済を考えることはできないと中沢さんは言います。そして「音楽と農業は構造が似ている」とも。
「音楽というものは、もともと自然にあって人間に働きかけてくるもの。一次産業もまた、自然のサイクルというものがとても大切になるもの。そういう意味で、音楽と農業は深い所で繋がっているのかもしれない。小林さんが農業にこだわるのは、すごく深いところで何か反応しているからなのではないかな」と言う中沢さんの言葉に、千葉(耕す 木更津農場)で農業に取り組んでいる小林も深く頷いていました。


神戸在住の内田さんは淡路島の玉ねぎ農家のオーナーをしているそう。
「僕は自分で畑はやらないですよ。シティボーイだから。」という内田さんの言葉に、中沢さんも小林さんも笑いつつ、「僕みたいなスタイルで農業に関わる人間もいる。小林さんのap bankのようにやっている人たちもいる。中枢的な人物がいて大きくやるんじゃなくて、色々な場所で同時多発的に、それぞれ色々な形でやっていくのでいいのでは」という意見には深く同意していました。


人の手を必要とする農業は雇用を増やすという点もあります。
日本の未来にとってさまざまな課題があるなか、“農業”はひとつのキーポイントになるのではないかと気付かせてくれる、とても有意義なトークでした。

2012年8月5日

eco-reso live 朝の部

ap bank fes’12 Fund for Japan、最終日のeco-reso liveに現れたのは、
シンガーソングライター、植田真梨恵。


「今日を楽しみにしてきました。みなさん、素晴らしい一日にしてください!」と、
観客に声をかけると、4月にリリースしたニューアルバム『センチメンタルなリズム』から、
『センチメンタリズム』や『愛おしい今日』を熱唱。

その華奢な姿からは想像もできないようなエモーショナルなサウンドで
観客をたちまち魅了しました!