フェス2日目、会場全体の調子もノッてきています!
eco- reso boothでのミニトークも今日は3本!
朝イチ9:30から行われたトークテーマは、
「コットン」を通した復興支援です。
トークを進めるのは、
紡績エンジニアの近藤健一さん(大正紡績株式会社)、
農家の赤坂芳則さん(有限会社イーストファームみやぎ)、
そしてkurkkuのスタッフ・江良慶介。
はじめに綿の実が5つ着いた枯れ枝を会場にいる人に見せて、
「この5つの綿で、靴下1足を作ることができます」という近藤さんの言葉に、
場内から「へぇ〜」という声が。
「コットン」を通した復興支援とは、
東日本大震災時の津波で塩害を被った仙台市の沿岸沿いの畑で、
コットンを育てて土地を生き返らせよう!というもの。
今回、東日本大震災の津波では、沿岸部の田んぼが塩害を被りました。
赤坂さんが農家をしていた、お米「ひとめぼれ」の生産地帯である
仙台市の沿岸沿いも、壊滅的だったそうです。
しかし実はコットンは、塩に強い植生を持ち、
塩害を受けた土地もコットンを育てると再生するそう。
そこで長年海外でコットンを生産してきた近藤さんが、
東日本でコットンを作ってみようと思い、
宮城県でお米農家をしていた赤坂さんを訪ねたとのこと。
そこに、クルックのプレオーガニックコットンプロジェクトや、
さまざまなアパレルメーカーも協力し、
一大プロジェクト「東北コットンプロジェクト」が誕生しました。
宮城の穀物地帯は、コットン地帯として生まれ変わるかもしれません!
プロジェクトは、5月にタネを植え、収穫は11月ごろになる見通し。
今後の展開をお楽しみに!