2011年7月17日

7/17 ミニトーク3 「南相馬のふるさと再生」

本日3本目のミニトーク。
おひさまが頭上に輝き、影が一番濃くて短い時間帯。
eco- reso boothのテントには、涼みつつ
南相馬からのゲストの話に、
真摯に耳を傾ける姿がたくさんいました。

今日は、「南相馬のふるさと再生」事務局の宮森佑治さん(写真左)と
スタッフの須藤栄治さん(写真右)が駆けつけてくれました。

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地震、津波という自然災害に加え、東京電力福島第一原発の事故で、
バラバラになってしまったように思えた市民の気持ちを
ひとつにすべく立ち上がったのが「南相馬のふるさと再生」活動。

物理的、精神的に深く傷ついたという福島県南相馬市。
原発事故直後、不安と怒りで、やり場のない気持ちを抱えた市民の多くは、
自暴自棄な言動を取りがちになってしまったそうです。
それが結局、市民自ら、市の評判を落とすことになってしまい、
またそれで深くダメージを受ける……というネガティブな循環に。
この状態を解消すべく、
「“ありがとう”からはじめよう!」をスローガンに掲げ、
南相馬市の復興に立ち上がり、活動を続けてきたそう。

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「怒りでは何も解決しない。誰かのせいにするのではなく、
自分たちのこととして引き受けて立ち上がっていきたい」
と話す姿に、力強いものを感じました!