2012年8月19日

8/19 eco-reso live 夜の部 GAKU-MC

8月19日、午後20時。7月から8日間に渡って開催されてきたap bank fes ’12 Fund for Japan、最後のステージは、“ap bank fesといえばこの人”といっても過言ではない、GAKU−MC!
今年は、つま恋、淡路島に続き、3会場めの登場!
ステージ前には、たくさんの観客が押しかけ、ap bank fesを最後まで楽しみ尽くそうという人たちで溢れかえっていました。

「1年ぶりにこのステージに戻ってきました!」
昨年1年間で、彼自身が日本中を旅して集めたメッセージ入りキャンドルに照らしだされたステージでGAKU-MCが嬉しそうに会場に呼びかけると、会場からは「おかえり!」「戻ってきてくれてありがとー!」という声が。

「昨日のNo, 明日のYes」「take it slow」を噛み締めるように歌い上げた後は、「もしもラッパーじゃなかったなら」!
GAKU-MCが歌いだすと、絶妙のタイミングで客席からも「パッパパラッパー!」と合いの手が。
「お前ら、カンペキ過ぎてつまんないよ!(笑)」というMCに、「だって、みんな待ってたんだよ!」とこちらも笑顔で返したくなってしまう。
星空の下、手を広げ、歌い、踊る人々。オーディエンスは総立ちです。
会場の一体感がハンパないのは、ステージ上のGAKU-MC本人が、心からこの瞬間を楽しんで、大切にしているからなんだと伝わってきます。

「月が綺麗です」「夢の叶え方」など、歌詞が沁みる名曲をじっくり聞かせてステージは終わりましたが、鳴り止まないアンコールの声に、再び現れたGAKU-MC。
この会場で、ステージで音を鳴らしてもいい時間はあとわずか。
「でも、もうちょっとみんなと歌いたいから、これ、抜きます」とギターのシールドを抜き、マイクも使わずにギターの生音と生声だけで歌い出したのは「今日からみんなともだち」。
広い会場に響くGAKU-MCの歌声に合わせて、みんなも少しずつ一緒に歌い出し、最後は大合唱に。

誰もが「今のこの瞬間がいつまでも続けばいいのに」と思うような、楽しくかけがえのない時間。
同時に、これから戻る日常でも、もっと元気に頑張れるような、明日へ向かう自分の背中を押してくれるような、そんな“音楽の力”を感じさせてくれるライブでした。
今年のap bank fesのフィナーレにふさわしいステージを、ありがとうございました!!

12月12日には3年ぶりのソロライブが決定しているそうです!
ぜひチェックしてください!!

GAKU-MC ワンマンライブ
「マイクチェックワンツーワンツーワンツー」
開催日:2012年12月12日(水)
会場:渋谷 duo MUSIC EXCHANGE

詳細はGAKU-MC OFFICIAL SITEで確認を!

2012年8月19日

8/19 eco-reso live 夜の部 登坂亮太

「この場所で最終日にGAKUさんの前にライブをすることができて、とても幸せです!」と、
高らかに声をあげたのは、登坂亮太!


ap bankでは、Bank Bandのコーラス担当としてステージを支えてきた登坂。
「Bank Bandでも伝えてきたけれど、自分の歌でも伝えていきたい」と語ると、
切ないバラード『表参道』などのオリジナル楽曲をムード満点に歌い上げます。

さらに、「お天気のよいみちのくに日差しが降り注ぎ、みんなの笑顔と愛があって。
この曲がぴったりだと思いました」と、美空ひばりの『愛燦燦』をしっとりとカヴァー。
ずば抜けた歌唱力と豊かな感情表現に、会場からは自然と拍手が起こります。


続く、Bank Bandでもお馴染みのナンバー、中島みゆきの『糸』では
客席も「ラ~ラ~ラ~♪」と歌いながら手を振り、大合唱!

会場が一体となったところで、東日本大震災を受けてつくったという曲、
『あした咲く花』を披露。
被災地で明るく生きる人々が持つ強さを、咲く花を思い浮かべてひたむきに植物を
育てていくことになぞらえたこの曲には、想像力を抱き続けることの大切さが
込められています。

つま恋、淡路島、そしてみちのく。それぞれの地で彼が届けた想い、
そして受け取った更にたくさんの想い。
そのふたつが今このステージで歌声に昇華され、会場へと解き放たれていく様が
目に見えるような、打ち震えるほどのステージを魅せてくれました。

2012年8月19日

8/19 eco-reso live 朝の部


ap bank fes’12 Fund for Japan最終日の朝は、
仙台出身のシンガーソングライター、EGのライブからスタート!

エレキギターの弾き語りスタイルで『クライベイベー』などを熱唱。
爽やかな歌声を晴れ渡った青空に響き渡らせました!


さらにkotiエリアに突如、フリースタイルフットボールの球舞-CUBE-が乱入!
サッカーボールを自由自在に操り、繰り出されるミラクルプレイの数々に、
周りにいた人たちは大盛り上がり!!
偶然出くわしたみなさん、ラッキーでしたね!

2012年8月18日

8/18 eco-reso live 夜の部 曽我部恵一


つま恋、淡路島を感動の渦に巻き込んだ曽我部恵一が、みちのくのeco-reso liveに登場!
会場を見渡して「素敵なステージで幸せです。ap bank fesには、優しい心が漂っているなと
思います」と、満面の笑みで語り、名曲の数々を弾き語りで演奏。


『テレフォン・ラブ』では舞台を降りて客席の真ん中で歌う姿に、湧き上がる大きな歓声!
ときに優しく、ときに激しく、心を込めて歌い上げ、観客の心を鷲掴みにしていきます。

中盤では「明日が終わっていつもの日常に戻っても、音楽は身体に染み込んでいるんです」と
穏やかに語りかけ、曽我部恵一BANDのニューアルバムより『満員電車は走る』を披露。
想いのすべてを身体から一滴残らず絞り出すように歌う姿をオーディエンスも息を呑んで見守ります。


やり場のない想いに打ちのめされたとき、傍らで寄り添ってくれる音楽という存在の温かさを教えてくれるこの曲。
会場の一人ひとりが、さまざまな場面でこの日の光景を思い出し、幸せな気持ちになったり
励まされたりすることだろう、と感じる最高のパフォーマンスを魅せてくれました。

2012年8月18日

8/18 eco-reso live 夜の部 Rake

みちのく初日の夜、1本目のeco-reso liveは、宮城県仙台市出身・在住のアーティスト、Rakeの登場です!

『フタリヒトツ』に続いて、地元仙台への想いを綴った『Town Beat』。「みんなで一緒にグルーヴを作っていこう!」と客席のみなさんに呼びかけると、「みんなで手をたたけ/次は足を鳴らせ」と歌い、どんどんオーディエンスを巻き込んで会場を盛り上げていきます。

「じつはこの会場と僕は不思議な縁があるんです…」と始まったMCが、驚きの内容! なんと、「みちのく杜の湖畔公園」という名前は、公園ができたときに一般公募でRakeさんのお父さんがつけた名前が選ばれたものだそう。
「親父が応募するときに恥ずかしいからと子どもの僕の名前で送ったんです。だから、この公園のオープニングのときには招かれて記念植樹をしたんですよ」というとっておきのエピソードを披露してくれました。


ライブも中盤、「愛してーるーの、ことばーじゃー」と、大ヒット曲『100万回の「I love you」』を歌いだすと大歓声が。ステージ前だけでなく、kotiのフードエリアでご飯を買っている人や食べている人、飲食店舗の店員さんも、みんなが思わずくちずさんでリズムをとっていたようです。
「宮城に住んでいるので震災のことはよくきかれますけど、一生懸命生きていたら、みんな大変なこと、つらいことってあると思うんです。でも、いつだって一人じゃない、いつだってみんな繋がっている、と僕は思うから……」というRakeさんの言葉通り、その場にいたみんながひとつになるようなライブ・ステージでした!