2012年7月13日

前夜祭 ミニトーク1 「東日本大震災におけるボランティア活動について」

前夜祭の今日はミニトークが2つ。
15時から行われた1つ目のミニトークは、災害復旧ボランティア/ap bank Fund for Japan現地ボランティアコーディネーターの中村真菜美さんを迎えて行われました。

司会は、ap bankの新しいProject “Meets 福しま”の宍戸慈さん。

中村さんは震災直後、災害復旧ボランティアとして石巻に駆けつけ、今もまだ石巻に拠点を置いたまま様々な活動を続けています。
ap bank Fund for Japanでのボランティア派遣でも、現地ボランティアコーディネーターとして協力をしていただきました。

「震災後、石巻に行ったときはどう思いましたか?」という宍戸さんの問いに、中村さんは「印象はあまりないですね。私は物事をそのまま受け取るのが得意なのかも」という答え。「目の前に瓦礫があるから片付けた。水が足りていなかったから、水を運ぶために頑張った。考えているひまはなかった」という中村さんの言葉にお客さんもみな納得の表情でした。

今もまだ問題は山積しているという被災地の現状についての話も。
ミニトークを行なっているeco-reso boothには、フォトグラファーの鈴木省一さんがボランティア活動をしながら被災地で撮り続けた写真に、中村さんが言葉を添えた「今、目に映るもの」という写真展示もされています。

ぜひみなさんも見にいってみてください。