2012年8月18日

8/18 ミニトーク3「石巻でボランティアが触れたもの」

みちのく初日、最後のミニトーク。
つま恋会場にも登場した災害復興支援ボランティア/ap bank fund for Japan現地ボランティアコーディネーターの中村真菜美さんと、石巻市民の阿部紀代子さんと毛利壮幸さんをお迎えして、「石巻でボランティアが触れたもの」をテーマに語り合いました。

中村さんは震災直後から石巻市を拠点に支援活動を続けていますが、津波で家も信号も流され、まさに右も左もわからない状況の中で、地元住民のサポートは何よりも頼りになったと言います。

一方、地元住民の2人は、ボランティアに対してどんな印象を持ったのでしょうか。
阿部さんは「縁もゆかりもなかった方々が自分たちを助けようと来てくれたことで、私も嘆いているだけじゃいられないと思えました」と語ります。

「ボランティアのパワーにびっくりした」という毛利さんは、ボランティアが当初、住民とあまり交流のないまま帰ってしまっていることに気づき、積極的に声がけを始めたそうです。そうして少しずつ打ち解け合うことで、お互いが目の前のやるべきことに対してひとつになれたのだとも。

トークの最後には、昨日、石巻の子どもたちと“ガチ”でサッカーをプレイしてきたというナオト・インティライミが登場。「人のために、自分の時間を割いて動き続けている3人は本当にすごいと思います。自分もやれることを精一杯続けていきたい」と話すと、会場は大きな拍手に包まれました。