2012年7月14日

7/14 ミニトーク1「東日本大震災におけるボランティア活動について」

本日のeco-reso boothでは、昨日7/13に続き、災害復興支援ボランティア/ap bank fund for japan 現地ボランティアコーディネーターの中村真菜美さんをゲストに迎えて、ミニトークが行われました!

ap bank では、昨年の4月から9月までのべ1400人のボランティアを募って東日本大震災の被災地へ災害ボランティアの派遣を行なっていました。そのボランティア活動が円滑に進むようにコーディネートしていたのが中村さんです。

出身は震災の影響が皆無ではない茨城県のつくば市だという中村さん、震災発生当時はなんと南米のコスタリカにいました。発生当時、海外のほうが情報がよく入ってくるということで、日本にいる友人などからは情報源として重宝されたそう。

その後現地に入ってボランティアを続け、今は被災地に住んで支援を続ける中村さんですが、被災地の現状について「目に見えて進んでいる部分もあるけれど、せっかくかたづけた家が基礎がダメで結局解体になってしまったり、お店などきれいにはなったけれど経済的な理由で再開できなかったりといった、メドのたっていない部分もたくさんあります」と写真を交えて説明しました。

ボランティアを続けるコツは?と聞かれると「最初のテンションだけではボランティアは続かない。あの状況を日常として受け入れるところからボランティアは始まるんです。でも観光に行くのもボランティアだし、ライブなんかを主催するのもボランティア、ボランティアにもやり方はいろいろあるので、できることから初めてください」と呼びかけました。