2012年7月14日

7/14 ミニトーク2「田中優さんになんでも聞いてみよう!」

pihaエリア、eco-reso boothミニトーク午後の部は、反原発の立場から新しいエネルギーのあり方を提言し続けている田中優さん(未来バンク事業組合理事長/ap bank監事)に「何でも聞いてみよう!」をテーマに会場から質問を受け付けるコーナーです。

まず、田中さんから嬉しい発表がありました。
今日各新聞で報じられた「経済産業省の有識者会議が、発電事業と送電事業を分ける『発送電分離』を促し、電力会社の地域独占からの脱却を求めた」というニュースのこと。
これが実現することによってこれからは僕たちが自由に電力会社が選べる時代になると語りました。

ここで田中さんから驚きの提案が。
「電力会社ap bankを作りませんか? 電気をap bank から買っている、この電気は原発のエネルギーが入っていないんですって言うのってカッコイイでしょ?」と呼びかけると会場からは大きな拍手が起こりました。

会場からその発送電の分離はどれくらい実現性のあるものなんですか?という質問が飛ぶと「この有識者会議が提案するものは全て実現しているんです。だから新聞も報道したんです。90%以上は実現すると思います」と力強く述べました。

また、大学生の若者からは、僕らにできることってなんでしょう? エネルギー問題に対して若者にメッセージをお願いします! という質問がありました。
「エネルギーはビジネスになるからどんどんビジネスにしていってほしい。でもそれだけでは食えないから、多種多様な収入源を持つように。これからはそれが1番安定した暮らしになると思う。会社に勤めていたら辞めないで、別な収入源を持つ。そういうふうに、エネルギービジネスを副収入源にしてどんどんビジネスをたちあげていってほしい」と田中さん。

最後に、「これからは自分たちも発電者になれる時代、受け手意識から脱却して社会を変える側になろうよ!」と呼びかけ、拍手とともに終了しました。