2日目のeco-reso booth午前の部では、河崎健一郎弁護士(福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク「サフラン」共同代表)、ap bank が始めた新たなプロジェクト『Meets 福しま』スタッフの木下真理子さんを迎え、同じくスタッフでもあるMCの宍戸慈さんをナビゲーターに、「Meets 福しま〜福島のいまを知る」と題してミニトークが行われました!
まず最初に、福島が今どうなっているのか現状報告のために、みんなで動画を見ました。
二本松市という福島原発から50キロ圏くらいの街にある、幼稚園に子どもを通わせる父親たちの物語。
避難するのか、現地に留まるのか、その葛藤が描かれます。
宍戸さんは「私も今は北海道に避難していますが、原発避難の問題は正解がない。そのなかで決断するのは本当に勇気がいった。去年の今頃は本当に辛い時期でした」と震災直後のことを振り返りました。
河崎さんは「サフラン」を通して「自主的に避難した人の損害賠償のサポート」をしています。
そして、それを具体的なものにする法律作りの活動を続けてきました。
旧ソ連ではチェルノブイリ法という法律があって被害者はしっかりサポートされていました。
なんとそれが今日本にはないというのです。
そして、その法律がついに6月21日にできました!と発表されると、会場からは盛大な拍手が。
ふくしまの今を伝える活動はまだはじまったばかりです。