2012年7月15日

7/15 ミニトーク2「被災地の子どもたちの放課後学習支援活動について」

2日目eco-reso booth午後の部。
14:10からのpart1は『特定非営利法人NPOカタリバ』の今村久美さんをお招きして「被災地の子どもたちの放課後学習支援活動について」と題してのミニトークです!

今村さんは宮城県女川町と岩手県大槌町に、子どもたちが放課後安心して生活できるようなスペースを作る活動をしているんです。
それまではカタリバというオルタナティブな教育活動をしていました。

「カタリバとは、中学生や高校生たちと大人が話す機会を設ける企画のことです。
子どもたちが気づきを得られる機会になればいいな」と言い、この活動を年になんと80回もいろんなところでやっているそうです!

学校教育だけが教育ではない。例えばap bank fesなんかは絶好の教育機会だと今村さんはいいます。そのような活動を経て、3.11が起きたことによって今度はその活動を生かした被災地支援へとシフトしていくことになります。

「具体的には空き教室を利用したコラボスクールと呼ばれる、勉強したりできるスペースをつくったりしています。またアーティストの方など、普段はなかなか会えない人が今被災地に来てくださっていますので、その人たちと子どもたちを引き合わせるワークショップなどをその場で行なっています」(今村さん)

最後に、今村さんは「私自身にも言い聞かせているんですけど、逆境こそチャンスになる、辛いことを経験したからこそ持てるやさしさがあると思っています。
被災地の人たちのことを思って、みなさんの日常を振り返ってみてもらえればと思っています」と締めくくりました。