2012年7月16日

7/16 eco-reso talk『think’ about FUKUSHIMA!!!!』

ap bank fes、eco-reso talk stageもいよいよ最終日!
今日も小林をナビゲーターに、アート集団『Chim↑Pom』メンバーで美術家のエリイさん、福島県出身のアーティストが集まったバンド『猪苗代湖ズ』で紅白にも出演したクリエイティブディレクターの箭内道彦さんを迎えてのトークです。
テーマは『think’ about FUKUSHIMA!!!!』。

さすが、存在感のある3人が集まると会場も華やかです。
3人中2人が金髪ですから!
まずは自己紹介を兼ねたリラックスしたトークから。
誰かが声を発するたびに歓声と拍手が沸き起こります。

ap bank の新しいプロジェクト『Meets 福しま』スタッフでミニトークの司会でもおなじみの宍戸慈さんと、木下真理子さん(おふたりとも福島出身)が加わると、いよいよ福島を考えるトークに入ります。

おふたりが福島にいた震災当時の思いを話すと、箭内さんは「福島の人たちと話すと、じつは反原発運動のことをよく思っていない方も多くいるんです。県民の身体に放射能の問題が出ることを彼らにどこかで期待されているんじゃないかって思ってしまう。難しい問題です」と続けました。

その後、福島の問題は自分のことでもある。
決してひとごとじゃないんだよということをわかってほしいと全員が訴えました。
エリイさんは「私もこの前70%の確率で死ぬって言われて(笑)。マジ?って思ったんですけど。そのとき、私は死なないと思ってたけど、人っていつ死ぬのかわからないと思うようになりました。それと同じで、震災の当事者は私たちでもおかしくなかったんです」と、笑いを誘いながらも、真剣な表情でした。

最後は、箭内さんが今日のライブの見どころを小林にうかがって、笑いが起きたところで拍手のなかトークは終了しました。