2012年7月16日

7/16 ミニトーク1『全国の支援者の想いをつなぐ被災地雄勝の“新しい町づくり”について』

eco-reso booth最終日、午前中の部のミニトークは株式会社OHガッツの立花隆さんを迎え、『全国の支援者の想いをつなぐ被災地雄勝の“新しい町づくり”について』です!

OHガッツの立花さんは宮城県出身。
東京で会社を経営していましたが震災発生後、安否確認のために地元に戻り、被災地支援をするうち、そのまま現地に住み着いてしまいました。
これまで東京と被災地をなんと155往復もしています。

立花さんの復興支援の舞台は宮城県の雄勝。
震源地に1番近く、壊滅的な被害を受けた街です。主力産業は漁業で養殖業がさかん。
ホヤやカキの養殖、わかめなんかも特産品です。

雄勝で立花さんは漁師さんたちと出会い、新しい漁業をするんだという漁師さんの話を聞きます。
雄勝に住み着いて、自分も漁師になって支援をすることを決意、OHガッツを設立します。

OHガッツがやっている復興支援を兼ねた新しい漁業とは「育ての住人」と呼ばれるもの。
具体的には、海産物を買ってもらうだけでなく、漁業を体験してもらいながら漁師さんと触れ合ってもらい、街の交流人口を増やすことで、さらなる復興支援につなげようという企画です。

最後に立花さんは「ひとりでも多くの仲間を増やしたいので、雄勝にどんどん入ってきてほしい。
そして他の浜でもまねしてほしいと思います」とメッセージを送りました。